国土

国土面積は55.5万平方キロメートル（日本の約1.5倍弱）人口約2,983万人（2020年)。首都はサヌアである。
アラブの最貧国の一つ。2015年以降、紛争激化等により財政が著しく悪化した。特に、食料、医療、衛生状況は深刻となり、全人口の8割が何らかの人道支援と保健を必要としており、その中の半分以上は慢性的な食料不足状態にある。

宗教・民族・人種

民族は、主としてアラブ人であり、アラビア語を公用語としている。国民のほぼすべてがイスラム教(スンニ―派・ザイド派(シーア派の一派))信者である。

政治・経済

共和制。2015年、シーア派の武装組織フーシが首都サヌアを占領し、国は分断状態にある。
一人当たりのGDPは585ドルである(2021年、IMF)。中東諸国の中では最貧国となっており、約1,000万人が慢性的な食料不足状態にある。